日本とアメリカ、オーストラリアのバーベキューの違いって?

How’s it going, everyone? 翻訳担当のナミです!夏も本場になって、外でバーベキューをされる方も増えているのではないでしょうか?夏といえばバーベキューというのが日本の夏の定番ですが、アメリカやオーストラリアなどバーベキュー文化が根強い国では夏に限定されたイベントではありません。どういった違いがあるのか、今回はご紹介したいと思います。

目次

日本のバーベキュー

日本のバーベキュー

日本では家族や仲間と一般的に夏に行うレジャーイベントです。
バーベキューは庭のある家庭であればそこで行うことも可能ですが、ご近所に気を遣う事もあるかと思います。多くの人は海、川や公園、特設のバーベキュー場やキャンプ場で行いますが、大抵の場所は有料であることが多く、時間に制限が設けられている所も少なくありません。
食材は焼肉用の肉や魚介、野菜などを焼き、大抵は焼き肉用のソースやお醤油などにつけて食べるのが定番です。焼きそばや焼きおにぎり、中にはモツなどを焼く方もいるのではないでしょうか。
自分が食べたいものを焼いては皿に入れて、その場で食べるスタイルがほとんどです。
家庭から持ち寄りを一品持ってくるということはあまりしません。
バーベキューには欠かせないクーラーボックスですが、これは和製英語だということをご存知でしたか?

アメリカのバーベキュー

アメリカのバーベキュー

300年以上続く歴史の古い定番行事です。地域にもよりますが、比較的涼しい地域は暖かいシーズンに、南部やカルフォルニアなどの暖かい地域では基本的に1年を通して行われます。
バーベキューの定番シーズンは、メモリアルデーと呼ばれる戦没将兵追悼記念日やアメリカ独立記念日などが挙げられます。
大抵の家には広い庭があるので、誰かの家で集まって庭でバーベキューをするのが定番です。もちろん、公園などにもバーベキューのできるエリアが備わっているためピクニックの一環やイベントとして行う場合もあります。
バーベキューを主催者に呼ばれた側は、何か一品持ち寄るのがマナーだとされています。
基本的にはバーベキューを行うのはその家の男の仕事で、味付けやソースにもそれぞれ地域や家庭によってレシピやこだわりは様々存在します。
肉の種類や焼き方も様々存在し、焼いた肉、魚や野菜は皿に盛りつけられ、皆でテーブルなどを囲んで一緒に食べます。
クーラーボックスをアメリカでは"Cooler(クーラー)"や"Icebox(アイスボックス)"などと呼んでいます。日本で「クーラー」といったら部屋に設置する空調装置のことを言うので、誤解が生じてしまいそうですね!

オーストラリアのバーベキュー

バーベキューでのビール

オーストラリアのバーベキューは比較的アメリカと似ていますが、地域差は存在します。
大切なライフスタイルのひとつとされており、家族行事やイベントなどでは定番で、1年を通していつでも行われます。
最近は日本のCMなどでも耳にすることが多くなりましたが、生活に密接に溶け込んでいることもあり、バーベキューのことを親しみを込めて"Barbie(バービー)"と呼びます。
アメリカ同様に家の庭でバーベキューをするのが定番ですが、多くの公園ではガス、あるいは電気バーベキューグリルが設置されているため、気軽にバーベキューを楽しむことができます。
オーストラリアでもバーベキューを担当するのは基本的に男性で、女性はサラダなどを用意します。
牛肉やラム肉などが多く、赤身が好まれ、味付けもシンプルに塩コショウやちょっとしたハーブなどが一般的です。中には、肉を柔らかくする目的でビールもかける場合があります。
また、肉やソーセージを焼いて、刻んで焼いた玉ねぎを食パンなどに挟んでケチャップをかけて食べるのもバーベキューでは定番のメニューです。
オーストラリアではクーラーボックスのことを、"Esky(エスキー)"と呼びます。元々はEskyという名のクーラーボックスのブランド名だったそうですが、今では一般的な名称として使用されています。同じ英語圏でもアメリカとオーストラリアでは呼び方にこんなにも違いがあるのですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?バーベキューひとつをとってもこれだけ地域差があるのは非常に興味深いと思います。今年の夏は色々な国のバーベキュースタイルを試してみるのも面白いかもしれません!

Follow me!